なるほど住まいの相談室

お悩み解消!住まいのQ&A 解決へのヒント!

Q6. 家っていつが買い時?

A. 「欲しいと思った時が買い時」ではないでしょうか。
老後のことをどこまで考えるかにもよりますが、例えば年齢が30歳で10万円/月の家賃を払っている場合、今家を買った場合と、5年後に家を買った場合では、75歳の段階で前者の方が900万円も貯金が多いというデータがあります。
人生という長いスパンで考えると、早く家を購入する分、家賃の支払いが少なくなり、ローンの返済が早く終わることになるからです。

また、消費税が10%に上がりましたが、増税による住宅購入の駆け込み需要増と、その後の反動減を抑えるため、増税後に購入した方が得になるような制度が設けられています。
住宅ローン減税期間の延長、住まい給付金の枠の拡大、贈与税の非課税枠の拡大などが実施され、それぞれに期限がありますので、それらのメリットを受けられるように家づくりを進められている方が多くいらっしゃいます。

さらには、史上希に見る低金利であることも、家づくりを考えておられる方には追い風ではないでしょうか。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のフラット35では、金利が1.24%(2020年3月現在)となっており、15年前と比べ約2%も低くなっています。
例えば3000万円の住宅ローン(35年元利均等・ボーナス返済なし)を利用した場合、月額で3万円以上、総支払額では1260万円以上も負担が軽くなります。
いかに超低金利のメリットが大きいかがお分かりいただけるかと思います。

ハウジングコンサルタント
佐藤貴一

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