窓辺にベンチがある家
#二階リビング #ベンチ #折り上げ天井 #室内干し #アイランドキッチン #木目パネル #丸テーブル #片流れ屋根 #ベルバーン
Design Plan
建築地は、弊社分譲地2区画のうちの1画。少し道路との高低差がある敷地。
特に二階から見る神戸の街並みと海を見下ろす景色が魅力的な要素を持っています。
南に道路がありその先に家、東西には建物。北は少し宅盤があがり隣家の建物が存在する。
敷地を見て「二階リビング」はマストだと考えました。
施主様は、「老後の心配」「子育てしにくくないのか」など、当初はたくさんの不安を持たれていました。
不安があるのは当然かもしれません。「二階リビング」に住んだことのある方は、とても少ないからです。
そこで、同じくらいの年代のお子様が二人いる家族構成で、「二階リビング」のある実例を見に行くことにしました。
「スーパーで買い物をした荷物を運ぶのは重くないですか?」
「子供を抱っこして階段を上がるのは大変ではないですか?」
「老後はどうされる予定ですか?」
そのオーナー様も建てる前に同じように悩まれたそうで、実際に暮らして答えを出されていました。
「荷物は二階でも特に不便さを感じたことはない」
「子育てでも特に二階リビングで困ったことない」
「老後は逆に1階が部屋になるので、問題はない」
その場でご安心いただけたので、「二階リビング案」が採用されました。
このような若年層のご家族の施主様が、老後の心配をされているケースが散見されます。
「老後のために家を建てる」。これがコンセプトなら問題はありません。でも若年層のご家族で、それだけがコンセプトではないという方は、とても多いです。
子育てや家事も大切です。重要なことはすべてを叶えるのではなく、メリットが多い方を選ぶことだと思います。






