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シャーウッドちょっとマニアックなインテリア探検 第9回[あなたの暮らしに合った家具選び/後篇]
シャーウッドちょっとマニアックなインテリア探検 第9回[あなたの暮らしに合った家具選び/後篇]

シャーウッドのモデルハウスのインテリアについて、
インテリアコーディネーターが独自の視点でナビゲートするシリーズ。
今回のテーマは、前回に引き続き“家具”です。
後篇ではダイニングと寝室について、 心地よく&自分らしく過ごせる空間にするための
家具選びのコツやヒントについてご紹介していきます。

ダイニングは毎日の“食事のしやすさ”を考えることから ダイニングは毎日の“食事のしやすさ”を考えることから

“食”を中心に、家族と(ときにはお客様とも)親密な時間を過ごすダイニングルーム。テーブルと椅子を選ぶ際に、もちろんデザインも気になるところですが、食事は毎日のことなので、“食事のしやすさ”についても考えてみる必要があります。

1つ目のポイントは、ご家族の人数やライフスタイルに合った“テーブルの広さ”。1人分の食器を並べるのに必要なスペースや、食事中に隣の人と肘が当たらない距離などを考慮すると、テーブルの幅は1人あたり少なくとも600mmが必要だとされています。ですから、もし3人が横並びで座りたいのであれば、最小でも幅1800mmのテーブルを、もう少しゆとりが欲しいのなら2100mmのものを選ぶとよいでしょう(前篇でもご説明したとおり、家具は300mm刻みのサイズ設定が多いのです)。

2つ目のポイントは“高さ”です。お店などで食事をしていて、なぜか食べづらかったり、不自然な姿勢になったりした経験がどなたにもあると思いますが、その原因がテーブルや椅子の高さにあることも。適切な高さにするためのカギは“テーブルの天板の高さ”と“椅子の座面の高さ”の差です。この値は“差尺”と呼ばれ、一般的には250mmから300mmの間がよいと言われています。テーブルとチェアを選ぶときは、この関係を忘れずに選んでいただくと、座り心地に違和感がなくなります。

幅2200mmのダイニングテーブルに6脚の椅子をセット。すべて異なるデザインにして“家族それぞれのくつろぎ方”を表現しました。

輸入家具をご希望の場合は、特に高さのチェックは念入りに。欧米人は膝下が長い人が多く、しかも家の中で靴を履いているため、椅子やテーブルの高さが日本よりも高い傾向にあります。モデルハウスではスリッパで見学していただくのでそのままでよいのですが、ショールームで座り心地を試される際には、実際に座るときのように靴を脱いでみることをおすすめします。

ダイニングチェアについては“アームをつけるかどうか”についても、よく考えておきましょう。たっぷりとしたアームのある椅子だとゆったりくつろげるので、食後もそのままお茶を飲んだりして過ごせますが、着席したり立ったりするときに椅子をしっかり引かなければならないので、周囲にある程度のスペースが必要になってきます。肘だけが乗せられるコンパクトなアームであれば、椅子を全部引き出す必要はないので、それよりは省スペースでOKです。

  • テーブルの片側をベンチチェアに。小さなお子さんと並んで食事ができたり、お客様が増えてもある程度対応できたり、背もたれがないので視界が開け、空間がスッキリ見えたりと、メリットいろいろ。モデルハウスで見かけたらぜひ座り心地を試してみて下さい。

  • 壁に沿ってL字型にソファをセットした、まるでカフェのようなダイニングは居心地抜群!食後のくつろぎタイムがいっそう楽しくなりそうですね。

  • キッチンからつながるテラスに設けたアウターダイニング。前篇でもご紹介したように、最近は屋外で使える家具が豊富に揃っています。

  • アイランド型キッチンにつながるカウンター。朝食をとったり、夕食後にお茶やお酒を飲みながらおしゃべりしたりと、マルチに使えます。高さがマッチする椅子は案外少ないので、早めに探しておくのがおすすめです。

ところで、モデルハウスではダイニングテーブルをお客様との打ち合わせに使うことが多いので、ほとんどのテーブルが比較的広めの四角形ですが、私はお客様の新居に楕円や円形のテーブルをおすすめすることがよくあります。角がないため、好きな位置に座れるのが大きな理由。たとえばご夫婦の場合、食事中は向かい合って座り、テレビを見るときは並んで座る、といったことも。また、お客様がいらしたとき、少し詰めればある程度の人数が座れるのもうれしいところです。

キッチン隣の、奥様用スペースの円形テーブル。ここでもデザインの異なる3脚の椅子を置き、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出しています。

続きはシャーウッドclubでお楽しみください。