デッキはもう一つのリビング。
両サイドには緑の庭が広がります。

奥様:
外気の中でくつろぐのが気持ちいいわが家です。娘は外で遊ぶのが好きで、夏場は芝の庭でほぼ毎日プール遊びですね。ウッドデッキは2階のバルコニーが屋根になって日陰になるので、私はプールに足だけひたしてのんびり(笑)。

F:
私は積水ハウスで設計の仕事をしています。「いずれは自分で設計した住まいを」と考えていました。結婚して、娘が生まれ、先々のことを考えると早めがいいだろうと家づくりを決断。この家に暮らしてまもなく3年ですが、とても快適に暮らしています。ウッドデッキは屋根があることで、劇的に使用頻度が変わります。屋根を木質仕上げにしたので居室感をより感じられますね。完全に、屋外にあるもう一つのリビングに。

奥様:
ウッドデッキでランチをすることも多いですね。なんでもないものでも外で食べると特別感が感じられて、楽しいです。ちょっとした雨だったら気にならないですし、長時間でも快適に過ごせますね。

庭の花をテーブルに飾って。木漏れ日の中、ランチを楽しく。

F:
ここは郊外の住宅地で、田畑も多く、育った田舎に近いのどかなロケーション。歩いていける距離に妻の実家があり、駅近で利便性もいい。何より敷地の東側が農地の調整区域で、この先も法規的に建物が何も建たないだろう、というのも土地選びのアドバンテージでした。この土地を見て、妻に「新居をどうプレゼンするか」がすぐ浮かびました(笑)。南側は隣家が近接しているため、田畑のある東へ広く開くよう建物を西側に寄せ、奥行きのある敷地を活かした長い形状で建物を配置。東側には外庭・ウッドデッキ・内庭と、屋外領域を3つ連続させて、フェンスと植栽でプライバシーを守り、広がりや奥行きを感じられるプライベート空間を創出。屋外領域の中央に配置したウッドデッキが、外庭と内庭をゆるやかに分けています。

田畑の広がる東側に大きく開いたプラン。植栽を効果的に配置した外庭の奥にウッドデッキ、芝の内庭を配置。

連続する屋外領域が開放感を演出。

奥様:
私は主人が一つ一つ提案してくれることに、いいね、いいね、みたいな(笑)。ウッドデッキやその奥の内庭は人目につかないので開放感を味わえます。起きてそのまま庭に出て、部屋着のままでジューンベリーをつまんだりして(笑)。

F:
かわいい赤い実で、娘も楽しそうに収穫をお手伝い(笑)。ウッドデッキから手が届く位置に、実のなる樹木を植えたのも正解でしたね。ウッドデッキに射し込む木漏れ日も気持ちがよくて。職業柄、設計に関して「こうすればこうなる」というのはわかっているのですが、屋根のあるウッドデッキはその想像を超えてきました。本当に豊かさというか、付加価値のある場所になっています。

ウッドデッキから手がとどく樹木が楽しい時間を演出。

奥様:
庭のまわりは、ぐるりとフェンスで囲んでいるので、南側の隣家の視線も気になりません。庭には花壇スペースがあり、主人が娘のためにつくった砂場も。子どもたちが成長して砂場が必要なくなれば、もっと家庭菜園を楽しむのもいいですね。

F:
内庭は天然芝に。手入れも芝刈り機でやれば簡単ですし、ちょっとした雑草なら目立ちません。道路側の外庭は、盛り土と植栽で高さを出して、ウッドデッキが外から見えないようしっかりつくり込みました。アオダモ、エゴノキ、ナナミノキ…外庭の植栽は、目隠しの役割をするとともに、街に緑の潤いをもたらしています。予算の都合で当初の予定より本数を減らしたのですが、むやみにたくさん入れなくても、効果的にポイントを絞ることで上手に目隠しができると実感しました。

庭の花をテーブルに飾って。木漏れ日の中、ランチを楽しく。

田畑の広がる東側に大きく開いたプラン。植栽を効果的に配置した外庭の奥にウッドデッキ、芝の内庭を配置。

連続する屋外領域が開放感を演出。

ウッドデッキから手がとどく樹木が楽しい時間を演出。

フェンスはハンギングバスケットを飾る楽しさも。