一般的にLDKに一箇所は計画される掃き出し窓を敢えて設けない。これが「室内からきれいな庭を見たい」との要望に対して出された答えでした。
外部からの視線、防犯、そして家具配置から、掃き出し窓の必要性を再考。その代わりに窓際に長さ6mものソファを大胆に配し、存分に寛げる『豊かな居どころ』を確保。腰掛けたり、寝そべったりと、自由なスタイルで光や緑といった自然を感じることができます。キッチンやダイニングからは刻々と変化する光や風にそよぐ緑、さらにはそれらを背景に寛ぐ家族の姿を望める、そんな至福の時を暮らしに。街なかに住みながら、外部の喧騒から離れてゆっくり時が流れる住宅です。
Title:光を愉しむ住宅
Land:165.61㎡ Total:110.00㎡
1st floor:55.50㎡ 2nd floor:54.50㎡
Chief architect:Naono Oda
Housing Director:Masashi Hamashita