Works

光を愉しむ住宅

リビング・ダイニング・キッチン
About the design plan

窓際に住まう『豊かな居どころ』

一般的にLDKに一箇所は計画される掃き出し窓を敢えて設けない。これが「室内からきれいな庭を見たい」との要望に対して出された答えでした。
外部からの視線、防犯、そして家具配置から、掃き出し窓の必要性を再考。その代わりに窓際に長さ6mものソファを大胆に配し、存分に寛げる『豊かな居どころ』を確保。腰掛けたり、寝そべったりと、自由なスタイルで光や緑といった自然を感じることができます。キッチンやダイニングからは刻々と変化する光や風にそよぐ緑、さらにはそれらを背景に寛ぐ家族の姿を望める、そんな至福の時を暮らしに。街なかに住みながら、外部の喧騒から離れてゆっくり時が流れる住宅です。

間取り図

Title:光を愉しむ住宅
Land:165.61㎡  Total:110.00㎡
1st floor:55.50㎡  2nd floor:54.50㎡

Chief architect:Naono Oda
Housing Director:Masashi Hamashita

設計 尾田直野(Naono Oda)
設計尾田 直野Naono Oda
一級建築士
一級建築士、宅地建物取引士(登録)。1981年 島根県生まれ。2003年 広島大学 工学部第四類(建設工学部) 建築専攻を卒業し積水ハウス株式会社入社、広島支店に勤務。2004年 設計課に配属。その後、現場監督としての経験も積み、2013年、再び設計課へ。「作りすぎず、気負いすぎない」シンプルな空間づくりをめざす。趣味はサイクリング、スノーボード。