「趣味である自転車を暮らしに取り入れたい」。奥様のこの要望から全てのプランは始動しました。
考えたのは、自転車を取り入れるための自由度の高い土間空間。土間がプライベート空間であるLDKと外部空間との緩衝地帯としても効果的に機能し、生活の質を高めます。さらに、玄関、ダイニング、キッチンへとつながり、最終的に無垢の床で優しく仕上げたリビングを囲う土間。リビングソファに腰を掛けると、まるで海に浮かぶ小島に上陸したかのような感覚に陥ります。無垢の木の温かみ、モルタルの無機質な質感、相反する素材の織りなす空間を存分に楽しめる住宅です。
Title:自由に暮らす住宅
Land:120.41㎡ Total:92.37㎡
1st floor:45.75㎡ 2nd floor:46.62㎡
Chief architect:Naono Oda
Housing Director:Hirotaka Murata