Works

自由に暮らす住宅

リビング
About the design plan

自由に使える土間空間を創造

「趣味である自転車を暮らしに取り入れたい」。奥様のこの要望から全てのプランは始動しました。
考えたのは、自転車を取り入れるための自由度の高い土間空間。土間がプライベート空間であるLDKと外部空間との緩衝地帯としても効果的に機能し、生活の質を高めます。さらに、玄関、ダイニング、キッチンへとつながり、最終的に無垢の床で優しく仕上げたリビングを囲う土間。リビングソファに腰を掛けると、まるで海に浮かぶ小島に上陸したかのような感覚に陥ります。無垢の木の温かみ、モルタルの無機質な質感、相反する素材の織りなす空間を存分に楽しめる住宅です。

間取り図

Title:自由に暮らす住宅
Land:120.41㎡   Total:92.37㎡
1st floor:45.75㎡   2nd floor:46.62㎡

Chief architect:Naono Oda
Housing Director:Hirotaka Murata

設計 尾田直野(Naono Oda)
設計尾田 直野Naono Oda
一級建築士
一級建築士、宅地建物取引士(登録)。1981年 島根県生まれ。2003年 広島大学 工学部第四類(建設工学部) 建築専攻を卒業し積水ハウス株式会社入社、広島支店に勤務。2004年 設計課に配属。その後、現場監督としての経験も積み、2013年、再び設計課へ。「作りすぎず、気負いすぎない」シンプルな空間づくりをめざす。趣味はサイクリング、スノーボード。