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閉じて開くという、
新しい発想から
生まれた庭。

東側・南側は住宅に囲まれ、西側・北側からは人の視線が気になる。そんな、都会ならではの敷地条件のもと、いかにしてプライバシーの護られた空間を確保できるかが大きなテーマとなりました。住環境から導かれた住まいのイメージは “箱”。全体を窓のない壁で囲い、その中に4つのコート(スキマ)を設けたプランです。隣接する建物のない西側に中庭を配し、通風と採光を確保。その南側をバルコニーとすることで、1階に陽光を取り込みやすくしています。外観からはうかがい知ることのできない、明るく、独立性に富んだ住まい。都市の庭のあり方に新しい可能性が広がりました。

この設計士に相談する
造田 敬TAKASHI ZOTA

眺めをつなぐ
アオダモのある中庭

私邸の第一印象となる玄関は広々と設計し、フロートタイプの玄関収納でより開放的な空間に仕立てました。中庭のアオダモはどの部屋からも眺めることができ、家族のシンボルとなっています。

開放感を内包する大空間LDK

窓のない壁でプライバシーを護られながらも、上部から降り注ぐ光とプライベートバルコニーで、開放的な心地よさが広がる2階リビング。
家の中にいながらアウトドア気分も楽しめます。

明るく機能的な水まわり

サニタリーとバスルームに面して、空へ抜けるコートを配置。
爽やかな空間で身支度や入浴ができ、2ボウルを備えた洗面化粧台や手すりのある浴槽など、使い勝手や安全性も高めています。

朝夕異なる表情で魅了するファサード

陶版外壁を総貼りにした窓のない外観は、まさに白いボックス。2階への通風を確保する縦格子は夕刻になると淡い灯りを通し、外観の印象を一変します。オーバーハングを活用し、居住空間のゆとりと駐車スペースを両立しました。

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