[S邸:山梨県]さりげない工夫で楽しく経済的に暮らす。
省エネ&創エネがどんどん楽しくなる暮らし



ソフトテニスや水泳など、みなさんスポーツを楽しまれている、とても健康的なSさんご一家。


太陽光発電とちょっとした工夫で光熱費も削減。

「ひとつの家からのCO2の排出量が意外にも多いと知ったのがきっかけです」とご主人。これを機に地球環境にもやさしい、クリーンなエネルギーを利用する太陽光発電の導入を考えられたそうです。普段の生活でも極力無駄な電力は使用しないよう、いろいろと楽しみながら工夫されているとか。その結果、光熱費にも予想以上のうれしい変化があったそうです。



発電効率を優先させた屋根デザイン。



太陽光発電をフル活用!さらに、待機電力もカット。

太陽光発電は、敷地に対しどのようなものが一番効率的かを研究された上で、現在のストレートな形の、4.41kW量を選ばれたそうです。 研究熱心なご主人はその後、蛍光灯やLED、待機電力カット機器など、工夫できる省エネ設備を調べ、積極的に導入されています。



スイッチのついたコンセントを使って待機電力を削減するなど、省エネの工夫が随所に見られます。






「太陽光発電のパネルを設置することで、環境意識が高まると思います」と、ご主人。

 

毎月の電力と電気代を記録する奥様。小さな工夫の積み重ねが結果になって表れるので、楽しみながら続けられているようです。



家事はタイマーで安い深夜電力を利用。

「家事の時間帯も工夫しているんです。朝は7時までにお昼ご飯の準備まで終わらせ、夜は洗濯機や食洗機のタイマーをセットして寝るんです。電化製品は電気代の安い時間に集中して使用して、日中はほとんど何もつけていないかも」と、奥様。充電は深夜にしたりと、省エネは家族のごく自然な日常の行為となっているそう。






雨が降るのが楽しみになったという雨水タンク。家庭菜園で使う水は、ほとんどこれでまかなえているのだそうです。育てた茄子やピーマン、オクラなどは、毎日のように食卓を彩ります。



家庭菜園にも 雨水タンクを利用して節水。

ほかにもSさん宅では、家庭菜園用に200リットルの雨水タンクも設置。夏にはキュウリのグリーンカーテンに、蝶や鳥が訪れ、その光景に心癒されるとか。「植物の成長の過程が分かって、おもしろい」と息子さんも。



省エネは、家族のごく自然な日常に。


できることからはじめてみたら年間の電気代が4万円以上のプラス収支に。

太陽光発電システムに加え、さまざまな省エネ機器などの利用、ご家族の日々の心がけで、年々省エネ率がアップ。その結果、Sさん宅では、月の電気代が平均すると、2000〜3000円のプラス。年間だと4万円以上のプラス収支になるそうです。 「ゼロになることを目標にしていたので、年間4万円以上のプラスになるということで、非常に満足しています」とご主人。



S邸の年間電気代一覧表(2007年度)

インタビュー



グリーンファースト