季節が彩る白い家 01
季節が彩る白い家 02
季節が彩る白い家 04
季節が彩る白い家 05
季節が彩る白い家 06

季節が彩る白い家 愛媛県

自然を住まいに招き入れ
リゾートの暮らしを日常に

CONCEPT

多忙を極め、旅行もままならないオーナーのために、日常の暮らしにありながらまるでリゾートにいるように寛げる様々な工夫を施しました。
たとえば明るさと開放感を室内に採り入れるための多彩な窓を設定。
また室内と庭との連続性を持たせて、自然を住まいに招きいれるプランを提案しています。
住まいの内と外は、よりリゾート感覚を演出する白を基調に。
彩りは四季折々の自然に任せました。

FACADE

リゾートらしい開放感を空へと伸びるバーチカルヴォイドサッシで表現。
芝庭の緑、空の青が窓に映り、白いテラスとあわせて、エレガントでモダンなヴィラのスタイルを実現しました。
庭はフラットな芝庭で、植栽は塀沿いに集めフリースペースも広く取っています。
ダイニングキッチンの前のテラスには、バーベキューパーティーも楽しめる、ロジアをプラン。
戸外での贅沢なひと時を感じさせる演出で、よりリゾート感を高めています。

FACADE 季節が彩る白い家

白のタイルのテラスは高さも計算して、内と外をスムーズにつなぐ装置に。外壁のアクセントに陶版外壁のベルバーンを採用し、軒裏やサッシにはナチュラルな木調の素材を用い、白い外壁と合わせて洗練された印象となるようデザインしています。

PLAN

リビングとダイニングをL字に配し、その間に挟むようにしてロジア空間をプラン。
半戸外空間をつくり、室内との距離を縮めることで、自然がより身近に感じられます。
さらに床のタイルを室内まで引き込み、テラスと共にフラットとすることで、内と外を気持ちよくつないでいます。
室内から窓を通して見る庭の風景や、テラス越しに見える外壁の質感が、インテリアのアクセントにも。
内と外の境界を取り払うことで、よりリゾートの爽快さが感じられるようにしています。

PLAN 季節が彩る白い家

リビングとダイニングキッチンの前に設えたロジア空間には、光をさえぎらず、かつ雨の日も利用できるよう、ガラスの天井を張っています。

DESIGN

白を基調としたヴィラスタイルをより活かすために、ホワイトレザーのソファに、床材のブラックチェリーや、エッグチェアの赤をポイントとして配しています。
炎が揺らめくペレットストーブを窓辺に置いて、リゾートの暮らしを演出するアクセントに。
天井には5.5chのスピーカーを埋設し、臨場感ある音響をゆったりと楽しむこともできます。

SPECIAL

2階の寝室にバルコニーをプラン。
壁は1500mmと高くして外からの視線を遮っています。
さらにフルフラットとすることにより、内外の連続感を強調。
自然を感じる空間と、室内をつなぐことで、安らぎのリゾート感覚を、プライベートな空間でも感じられ、落ち着いたひと時をより豊かなものとしています。

SPECIAL 季節が彩る白い家

玄関にも光を取り込むために、地窓をプラン。外光とともに植栽の緑や季節の花が潤いを運びます。正面のやわらかな色合いの石貼りも照明の光で演出。アートフラワーを配して、ギャラリーのようなイメージにしています。

担当アーキテクト

季節が彩る白い家 担当アーキテクト

住宅設計の魅力は、人に与える影響が建築の中で一番大きいと感じる事。場の力として周辺環境を読み解き、必然の形を導き出しながら、住む人の想いを込めた豊かな空間を創造し、人の器としての最適化と共に独自性を追求したいと考えています。プランのアイデアや素材選び、美しいディティール等関わる全てに着目し、時間と共に愛着が増すような住宅を目指しています。

物件データ

季節が彩る白い家 物件データ

家族構成/親+夫婦+子ども1人
所在地/愛媛県

敷地面積/454.56㎡
延床面積/265.50㎡
取材年月/2013年3月

Work List実例一覧

もっと見る
チーフアーキテクトによる設計相談会  ご予約はこちら
このページのトップへ