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耐久性能

耐久性の高い部材

家はさまざまなパーツの集合体。積水ハウスは念には念を入れて、100年持つ構造部材を数多く使っています。求める性能をクリアするものが見つからなければ、独自開発や大学との共同研究を通じて、理想のスペックをとことん追求。構造部材を風雨から守る壁、結露を防ぐ構造など、隅から隅まで徹底し、家をかたちづくるすべての要素を高めることで、いつまでも住み続けられる優れた耐久性を獲得しています。

積水ハウスの鋼材は、独自の防錆加工を施した、とにかく錆に強い素材。標準仕様で長期優良住宅に適合し、約100年の耐用年数が確認されています。

※3重の防錆処理は、軽量鉄骨の1階の軸柱、下部ベースプレート、下弦材、横桟のみに採用されています(溶接部、切断部を除く)

(左)木材同士に接着剤を塗布し、集成材をつくる工程
(右)JASの規定に準じた煮沸剥離試験

木造住宅の要とも言える柱や梁。そこに使う木材は、複数の木材を接着してつくった構造用集成材。その接着耐久性には、一般的な集成材に求めるJAS規格を超えた、より厳しい自社基準を設けています。積水ハウスの集成材は、100年後も変わらない耐久性が確認されています。

どんな気候にも耐える壁

日本各地のあらゆる環境に耐える部材を求めて、北海道から宮古島までの厳しい環境下における暴露試験は続きます。積水ハウスの外壁は強さと性能をさらに高めています。

沖縄本島のさらに南に位置する宮古島。本州の約3倍のスピ ードで塗膜が劣化するほど過酷な環境。どんな自然環境にも打ち勝つ耐候性。それが、私たちが求める耐久性能です。

美しい質感と、シェルターとしての堅牢さを両立した軽量鉄骨住宅の外壁材「ダインコンクリート」。強さの秘訣は、高温・高圧でつくる「オートクレーブ養生」です。高強度、高耐久ながら、温かみを感じる表情や、緻密なテクスチャーを持つ、デザイン性に優れた外壁材です。

重量鉄骨住宅の外壁材「シェルテック・コンクリート」は、軽量でありながら、一般のコンクリートの約2倍の強度を実現した強い壁。温もりのある彫りが深いテクスチャーによって、美しくスタイリッシュな外壁です。カラーとパターンが多彩な「SC25セラミックウォール」もご用意しています。

「陶版外壁ベルバーン」は、暮らしを支え、長く親しまれてきた焼き物を外壁に用いるという発想から生まれた、木造住宅用の外壁材。メンテナンス性にも優れています。高い精度を誇る工業製品でありながら、世界にひとつだけの表情を備えた、自然素材生まれの外壁です。

※ダインコンクリート、シェルテック、ベルバーンは、竣工から30年後にメンテナンスが必要になります

メンテナンスサイクル30年を実現した外壁塗装が「タフクリア-30」です。まず「高耐候クリア塗装」は、紫外線などによる色あせを極めて少なくします。次に、劣化が目立ちやすいのが目地。一般的には15年サイクルで交換をするものですが、積水ハウスは「高耐久目地」を採用し、30年間交換不要です。「防汚塗装」は、汚れがつきにくい超親水仕様と、さらに藻やカビの繁殖を抑える分解作用を持つハイブリッド光触媒仕様の、2種類を用意。どちらも、外壁汚れを雨で流してくれるセルフクリーニング機能を備えています。

長く強度を保つ基礎

積水ハウスの基礎は、地盤にかかる負担が少ない布基礎に、高強度な基礎設計と高精度な施工を組み合わせた「一体打ち連続布基礎」。

※地域により仕様や工法が異なることがあります。

コンクリートの基礎に養生シートを貼り付ける「基礎高耐久化シート工法」は、基礎の内側を保護する独自技術。組織が緻密化することで、強度や耐久性もぐっと高まります。

雨に強い屋根

積水ハウスは、最適な素材と施工で雨水をシャットアウト。その耐久性能は60年以上続きます。大型で強い台風を想定した耐風実験を実施し、同時に水をかけるなど、防水性なども検証。こうしたデータを蓄積し、屋根や防水性能の研究を続けています。

※高耐久ルーフィングの場合

ゲリラ豪雨にも耐える、積水ハウスの強力な屋根防水。施工する場所やタイプに応じて、それぞれ最適な防水対策を施しています。

勾配屋根の場合は高耐久アスファルトルーフィング

フラット屋根の場合はシート防水工法

家全体の劣化を防ぐ通気

外側から見えない内部結露を防ぐことで、断熱材、ひいては家の寿命は大きく延びます。壁の中や床下に流れ込んだ湿気のすみやかな排出が結露を防ぎ、住宅の劣化を大きく軽減します。

木造住宅では、外壁と構造用合板の間に外壁裏通気、断熱材との間にも躯体内通気を確保したデュアルベンチレーションシステムを採用

鉄骨住宅においても「壁体内通気工法」を採用