住まいスマイル埼玉 / Sumai smail in SAITAMA
笑顔あふれる住まいづくり情報 Sumai smile
 
住まいスマイル 過去のイベントの様子
2006年9月24日(日) 「インテリアから発想した住まいづくり」
住まいづくりの幅広いアイディア・エッセンスをお届けする「sumai smile event」。
今回は「インテリアから発想した住まいづくり」をメインテーマに、セミナーと見学会が開催されました。
第1部は、上質なモダンインテリアをお届けしているインテリアショップ「ACTUS(アクタス)」のチーフアートディレクター荒木正則先生を講師にお迎えしました。荒木先生の抜群のセンスでコーディネートされた実例写真をもとに、「インテリアが主役の住まい」についてお話いただきました。
第2部は、積水ハウスとACTUSとのコラボレーションにより、今秋リニューアルオープンした浦和展示場へ移動。積水ハウス商品開発部の坂本博孝先生より、モデルルームのコンセプト「子どもと家族のふれあい」について解説。さらに荒木先生からは企画の際のエピソードや思い入れなども熱く語っていただきました。
第1部「インテリアから発想した住まいづくり」
家づくりはインテリアが主役―自分が心地よい空間へ
 「家を構成している要素は『環境・建築・インテリア』。その中でも特に『インテリア』が主役だ」という荒木先生。そんな『インテリア』のコーディネートを考える際に重要なポイントを3つ教えていただきました。「インテリアを知る為に、実際に見て体験すること。」「その時々で見え方や感じ方などイメージが変わるので、季節や時間の流れの影響を考慮すること。」
そして、一番重要なことは「自分にとって心地よい空間にするために、ひとつのスタイルにこだわらず、自分が気持ちいいと思うものを取り入れること。」くつろぐための空間である家。「『これが正解』というものはなく、人と同じで色々な個性があっていいのだ」と語られました。

公演風景:荒木 正則さん
続いて、キッチン、リビング、子供部屋、和室、寝室、これらの空間別に実例写真を交えながら、インテリアコーディネートのコツを紹介していただきました。まず、キッチンは「人が集まりやすくするのがポイント。カウンター越しにお母さんが調理する姿が見えるのがオススメ」とのこと。リビングは「開放感が重要なので、寝転んだときに心地よい大きさのソファを選び、外が見える向きに配置してみては。温もりを感じさせるウォールナットなどの無垢の床材を選ぶと、経年変化の味わいを楽しめます。」と語られます。
子供部屋に関しては、「個室って必要なの?」という発想から、勉強部屋をリビングにしたり、気配がわかるように仕切りの無い部屋にしたり、というアイディアを教えていただきました。 和室は、「狭くても開放感のある空間にするために、水平方向を強調し、あえてソファを置いたり、一部にカーペットを敷くのも一案です。」寝室は、「ベッドカバーなどファブリックを異素材にすることや間接照明などを工夫して、壁もデザインするのが上級テクニックです。」と、様々なアイディアを語られる荒木先生。
それぞれの空間に必要な要素と、それに適したインテリアの考え方がとてもわかりやすく、快適な住まいづくりのためのたくさんのヒントを教えていただきました。
第2部「ACTUSコラボレーション・モデルルーム見学会」
子どもが主役になる楽しい住まいの仕掛けとは?
 第2部は、バスで約10分、積水ハウス浦和展示場へと移動。子どもと家族のふれあいを描いた、 ACTUSとのコラボレーション・モデルルームの見学会が行われました。 まず、積水ハウス商品開発部の坂本博孝先生から、このモデルルームのコンセプトについて解説していただきました。

近頃、子どもの家庭内暴力や犯罪が増えていますが、このような社会問題の要因となるのは、「子どもが家族と共にどのように過ごして育ったか」だと坂本先生。「家」は、子どもがのびのびと育つ重要な鍵を握ると言えそうです。そんな家づくりで注意する3つのポイントを教えていただきました。「子どもがいかに情緒豊かに育つか」「親子がどのようにして一緒に過ごすことができるか」、そして「事故を防ぎ、安心・安全に暮らせるか」。これらをもとにした家づくりが、積水ハウスが提案する「キッズでざいん」。今回見学したモデルルームは、この「キッズでざいん」をコンセプトに今秋リニューアル。
「子どもの感性を刺激し想像力を高める子ども部屋や、親子のコミュニケーションを深める空間など、ACTUSと積水ハウスの子どもに対する思いや工夫が随所に取り入れられています。」と紹介してくれました。
生活を遊ぶ家
 そこで早速、モデルルームを自由に見学。その後、コンセプトづくりに携わった荒木先生が思い入れなどをお話してくださいました。  「大人になっても、幼少期の家の思い出は残っているもの。それほどインパクトの強い家だから、子供の成長に与える影響も大きい」と荒木先生。それ故、このモデルルームは荒木先生自身の子供時代の家や、そこでの暮らしをモチーフにして作られているそうで、楽しそうな仕掛けが一杯です。
例えば、【キッズルーム】は、入り口のドアがキッズサイズになっていたり、壁面に落書きスペースが設けられていたりと、まさに子どもの秘密基地。成長の証となる“柱のキズ”の現代版ともいえる特製の「コラム(柱)」を設ける工夫も見られます。また、ガラス張りで、まるでスタジオのような【シアタールーム】や、壁面の本棚や大きなテーブル、一見すると収納に見える扉を開けると登場する勉強机などがしつらえられた【ファミリーステーション】など、親子が一緒に学び・遊べる開放感あふれるスペースも設けられています。
このモデルルームは、子供が主役の空間。いずれも、子供の成長に欠かせない要素が盛りだくさんです。みなさんも、それぞれの空間を移動しながら、工夫が施されたインテリアをひとつひとつ確かめられていました。

こうして、見学会を終え、再びバスで浦和ショールームへと戻り、今回の「sumai smile event」も好評のうちに終了となりました。
 
キッズルーム
ファミリーステーション
【プロフィール】
荒木正則(あらきまさのり)
株式会社ACTUSのチーフアートディレクター。ACTUSスタイルブックの監修やACTUS全店舗のデザインを担当。積水ハウスとアクタスのコラボレーションモデル「生活を遊ぶ家」の企画に携わる。
インテリアショップ「ACTUS」
インテリアショップ「ACTUS」「生活を遊ぶ家」
坂本博孝(さかもとひろたか)
積水ハウス 商品開発部 マーケティング・企画グループ 課長。一級建築士。アクタスコラボレーションモデル「生活を遊ぶ家」をはじめ、住宅の商品企画や、住まいづくりの情報発信「sumai smile 」の企画にも携わる。