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住まいづくりコラム
名古屋コンシェルジュ 美乃(よしの)
今回のコラム
Vol.4 『3月の桜を楽しむ』

暖かくなってきましたね。そろそろ春の楽しい予定を立てる方もあるのでは?

私も「お花見といえば、4月の満開時に」と長いこと思ってきましたが、実は3月にも楽しめます。そう気がついたきっかけは、数年前、草木染についての話を聞いたから。それによると、「桜で草木染をするなら、最適なのは3月。なぜなら木の内部では、4月の開花に向けて一生懸命咲こうとして力をたくさん出している時期だから、色も濃く最も生命力が活発な頃。4月の開花時には、花はきれいだが実は色を出し切ってしまっている」のだそうです。私には専門知識もなく出典も定かではありませんが、「へぇ〜、なるほど!」と感動!それ以来、3月の桜を楽しみにしていました。

ちょうどその頃私が通っていた勤務先は、駅から徒歩5分。その5分の道程に大きな川にかかる橋を渡ります。川沿いには見渡す限りの桜の木が並び、橋の一部分には、目線の少し上に枝が張り出していて、それはそれは見事な眺めです。草木染の話を聞いてから初めての3月、よく見ると、確かに幹や枝の色が濃茶とも濃桃ともいえない、なんとも魅力的に色づいているのです!またも感動!!以来、同僚にとって私は“桜情報”の係となり、蕾のふくらみ具合や幹の色の変化を日々報告する流れがいつの間にかできていました。

そして、いよいよ開花間近。桜の様子と天気予報、みんなの仕事の状況を考えて、『桜の下でランチの日』を決定。その日だけは、時間ぴったりに親しい仲間で桜の下へ駆け出します。青い空、流れる川、土手の緑、数々の満開の桜…。手元には、お弁当。凝り性な私は家で作ったサンドイッチや唐揚げ、別の人はおにぎりを持って来て、コンビニ派もお花見らしいものを購入して、お互いに分け合います。時には退職した元同僚も来て、近況報告&写真撮影。1年に1度、昼休みの1時間だけですが、とても楽しいひとときでした。

桜を見ると、いろいろな年の、いろいろな季節のいろいろなできごとを思い出します。春に限らず、夏も秋も冬も、桜にまつわる思い出はたくさんあり、私にとっては身近で特別な存在。せっかくの美しい樹。みなさんも、今年は3月から桜を楽しんでみませんか?

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