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vol.11 『団欒どっち向き?』
さて、12月といえば、クリスマスです。
その次にはお正月、といろいろ行事の多い時期になってきましたね。

クリスマスというと、若者は外で過ごすようなイメージがありますが、小さいお子さんのいるご家庭とか、あるいは夫婦だけのご家庭でも、ご自宅で団欒をしてすごす、というかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
欧米だとこれが“ホームパーティ”という話になるのでしょうが(日本でもそうですか?)、なかなか日本とは事情の違うところもあるようです。

▼欧米では自宅演出に予算の7割注ぐ

欧米ではホームパーティは「料理でもてなす場」というよりも「我が家を披露(show up)する場」。子供部屋から寝室まですべて披露し、その家の知性やセンスを見せる場でもあるため、空間全体の演出がとくに重要視されます。

このため、パーティ費用の約半分が、インテリアや花、テーブルセッティングといった空間演出に充てられ、帰りのおみやげに2割、料理そのものには残りたった3割という配分とのこと。
この背景には、「人間がおいしいと感じる五感で最も重要なのは視覚(87%)で、次に聴覚・臭覚・触覚と続き、味覚は1%にも満たない」という定説があります。日本のレストランやホテルの空間演出もその法則にのっとっています。料理よりもむしろ「おいしい」と思わせる空間づくりがその成功の是非を握っているようです。

家づくりと同様、「インテリアから音楽や香り、ちょっとしたサプライズ演出に至るまで、入念なプランニングが必要」なのです。
最近はクリスマス時期に外観をイルミネーションで飾られるおうちを住宅街でよく見かけるようになってきました。これも「外向き」発想ですよね。
家族だけだから・・・とアットホームな感じも良いですが、今年はちょっと家族のために、お客様のために、自宅演出に力をいれてみるのもいいのではないでしょうか。
 
vol.13
新生活と家づくり
vol.12
お花見と家づくり
vol.11
団欒どっち向き?
vol.10
団欒から考える家づくり
vol.9
汚れる先の杖
vol.8
大掃除と家づくり
vol.7
持ち物と収納を考える
vol.6
増え続ける本の居場所
vol.5
書院の読書
vol.4
本が読みたくなる家
vol.3
お団子と縁側と
vol.2
一見さんお断り
vol.1
「食」から想う住まいづくり