White Villa 山形県

CONCEPT

週末を過ごす家のために、オーナーが手に入れたのは、水平線まで青い海が広がり、島影も望めるオーシャンビューのすばらしい土地。
その眺望を最大限に活かす、という最大のテーマに対し、より動線に沿い、わくわく感のある、ドラマチックに視線が展開する空間を目指しました。
ダイナミックに変化のある眺めと、白を貴重としたモダンなインテリアで、特別なくつろぎの場を創り出しています。

PLAN

眺望を楽しむための仕掛けは、まず玄関へのアプローチから。
家々の間から見える海を見ながら玄関に入ると、FIXの窓越しに海の気配。
シースルー階段を上って行くと、上に行くにつれてガラスの壁越しに次第に海が見えてきます。
そして2階リビングの先に広がる眺望へ。
らせん階段からさらに3階へあがれば、ダイナミックに海が広がっていく、というように、回りながら、高さを変えながら徐々にクライマックスへ誘う、空間構成を意図しました。

シースルー階段を上りつつ、途中で振り返れば、海が見え始め、期待感が高まります。

DESIGN

2・3階は、バルコニーを設けつつ、開口部は足元までのFIX窓を採用し、眺望を邪魔せず、開放感を楽しめるように。
らせん階段の抜け感のある空間は、オーナーのモダンな感性で選ばれた、インテリアと調和しています。

DETAIL

もっとも眺望にすぐれた3階の海側に主寝室を配置。
明るく開放的な空間は、大型のFIXサッシから海と山々の稜線が美しく広がるように。
寝室というプライベートスペースで、くつろいで海を楽しめることが、リゾートの醍醐味と考えました。

山側に配置した家族やゲスト用の寝室。白でコーディネートされたベッドや寝具が清々しく、春は木々の緑、秋には紅葉が美しく窓を飾ります。

SPECIAL

セカンドハウスならではのワンフロアの大空間LDKは、海の青が映えるようにとのオーナーのご要望から白を基調にデザインしています。
ソファに合わせた淡いベージュのタイルは磨き仕上げの大型のものを採用。
空や木々が映り込み、美しく広がりのある伸びやかさを期待しました。