N-HOUSE 01
N-HOUSE 02
N-HOUSE 03
N-HOUSE 04
N-HOUSE 05

N-HOUSE 熊本県

年を重ねるごとに深まる、
本物素材の邸

CONCEPT

空間づくりは人生の醍醐味とおっしゃり自身で設計した家に住みたいという思いをお持ちのオーナーと、部位の素材にまで、まさに微に入り細に穿ち、検討しながら空間を磨き上げました。
目指したのは、どこにいても自然の息吹きが感じられる家。
そして年を経るにつれ美しさが増していく家。
自然と素材にこだわることで、実現しました。

PLAN

外の自然を中にと取り込んだ家をというご要望に応え、リビングを大開口で庭につなげ、オーバーハングさせた軒下の空間にはテラスを設置。
壁や床材を室内と揃えることで、外と内の一体感を高め開放感あふれる「スローリビング」を創出しました。
庭には、娘さんのためにと旧邸から移植したサルスベリをはじめ、一本一本、樹種にもこだわった木々が揺れます。
建物に対し庭を高く設定することでリビングのチェアに座ると、近隣の建物が視界から消え、樹木越しに遠くの金峰山へと視線がのびます。

PLAN N-HOUSE

ダイニングは庭とテラスに面した壁を大開口に。さらに床をテラスと同じタイル張りにすることで空間の連続感を演出。伸びやかな開放感あふれる空間を実現しました。

DESIGN

たとえ傷がついても、それが味わいとなり趣きを深めていく。そんな経年美をわが家にも取り入れたいというオーナーの研ぎすまされた美意識に、自然素材にこだわり、素材のパワーを取り入れることで応えました。
LDKの壁タイルや書斎コーナーの塗り壁。
和室のこぶしの木、床柱、青海波模様の襖紙。
玄関床の天然石やシュークローゼットの網代。
一年近い歳月をかけ、オーナーと一緒に素材一つひとつの色や形状、タイルなら焼き方などまで吟味しました。
こだわり抜いた多種多様な素材が互いを引き立てあいながら絶妙なバランスで融合する空間で、時とともに増していく美しさを味わう。
そんな楽しみを生み出します。

DESIGN N-HOUSE

オーナーと一緒に銘木屋を訪ね、素材を決定。和室の床柱、天井(こぶしの木)などは、昔ながらの手法で施工しています。

DETAIL

リビングの一角にご主人の書斎コーナーを配置。
周囲をアールのついた白い塗り壁で囲むことで書斎の独立感を確保すると同時に、LDKに上質な素材感を加味しています。
またコーナーの床を一段上げることで、同じ空間内ながらリビングやダイニングとは異なる庭の眺望が楽しめるように工夫しています。
さらに上部を吹抜けにすることで床を上げたことによる圧迫感も回避し、リビング全体の採光も実現しました。

担当アーキテクト

N-HOUSE 担当アーキテクト

ご家族の思い、朝起きて眠りにつくまで、平日と休日…想像力が大切だと思います。イメージを綿密に積み重ねることで、ふさわしい舞台が見えてきます。

物件データ

N-HOUSE 物件データ

家族構成/夫婦
所在地/熊本県

敷地面積/341.49㎡
延床面積/227.27㎡
取材年月/2013年11月

Work List実例一覧

もっと見る
チーフアーキテクトによる設計相談会  ご予約はこちら
このページのトップへ