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「モクラボ」では、自然への想いやこだわり、住み心地の追求など、シャーウッドのモノづくりの姿勢をご紹介します。

2016.12.22

シャーウッドちょっとマニアックなインテリア探検 第1回

久しぶりに「モクラボ」が帰ってきました。今回からスタートするのは、シャーウッドのモデルハウスのインテリアについて、インテリアコーディネーターが独自の視点でナビゲートする新シリーズ。一般にはあまり知られていないちょっとした裏話も交えながら、モデルハウスの楽しみ方がぐっと広がる“目からウロコな観察ポイント”をお届けしていきます。

“家族のライフスタイル”が  すべての出発点

シャーウッドのモデルハウスは一軒ごとに、そこで暮らす家族の姿がかなり明確に想定されていることをご存知でしょうか。私たちがモデルハウスを建てるとき、まず設定するのが家族の年齢、職業、好みなど。それをもとに“この家族なら、こんなライフスタイルだろう”“そのための最適な間取りは?”“この夫婦が選ぶのはこういうインテリアでは?”と考えながら、一軒の家を作りあげていきます。

たとえばこのモデルハウスは、50代の夫婦が暮らしているという設定です。
お友達を招くリビング・ダイニングのインテリアは、ニュートラルなテイスト。それにより、ご主人が趣味で撮影した写真やお気に入りの本などが並ぶ飾り棚が、くっきりと際立っています。

こちらはウォークインクローゼットでゆるやかに仕切られた寝室。完全な別室ではないので、お互いの気配を感じつつも、レコードを聴いたり本を読んだりと、おやすみ前のひとときを自由に過ごすことができます。インテリアはご主人のエリアは重厚に、奥様サイドはフェミニンにと、それぞれの好みをしっかりと反映しました。床と壁紙が同じでも、だいぶ雰囲気が違いますよね。

熱心なJazzファンであるご主人の寝室空間。“男っぽいインテリア”にするには、レザーやスチールといった硬い素材、スーツの定番色であるモノトーンや濃茶など、男性の服飾品に使われている要素を持ち込むのが効果的です。

奥様の寝室空間。ピロケースにフリンジを使うなど、ちょっと工夫するだけでダークな色合いの空間でも華やかになります。女性の場合も、洋服やバッグのアクセントになっているフリルやフリンジ、キラキラしたパーツなどをインテリアに取り入れると、いわゆる“女性らしさ”が演出できます。

このようにモデルハウスを見ていただくと、間取りや内装はもちろん、飾り棚に並ぶアイテムにもその家族のライフスタイルが現れていることがわかります。そして、自分自身とも比べてみることで、“我が家にふさわしいインテリア”のイメージがわいてくることでしょう。

昼間と日暮れどきでは
空間の表情が一変するのも見どころ

照明ひとつで空間のイメージはがらっと変わるので、マイホームの照明計画はインテリアの重要ポイントですよね。たとえば“リビングは間接照明だけにしてムーディーな雰囲気に”などと、想像するのはとっても楽しいものですが、実際の空間での照明をご覧になれば、イマジネーションは飛躍的にふくらみます。そこでおすすめなのが、外が暗くなる時間帯のモデルハウス訪問。照明が醸し出すムードはもちろん、“こういうタイプのライトだと、手元の明るさはどうなる?”“この明るさの照明器具の光は、部屋のどのあたりまで届く?”といった、快適に生活するために欠かせない部分も、リアルなシチュエーションで確認していただけます。

このところ、少しずつ広まってきているLED照明。積水ハウスのモデルハウスでは、エコロジーの観点からLED照明を積極的に採用しています。LEDの光の質感は、これまで私たちが親しんできた蛍光灯や白熱電球とはだいぶ違うので、そのあたりもぜひチェックしてみてください。

メインの照明を天井ではなく、ふかし壁の中に設置。低い位置にしたのは、“夕日が沈むと、睡眠の準備に入る”という人間の本能的な習性にならって、眠気を誘うためです。光源が視界にあると目が冴えてしまうので、頭の後ろ側にしているのもポイント。

ダイニングは、部屋全体を暗めにして、テーブルの上のお料理にスポットライトを当てるような照明プランに。毎日のディナータイムをちょっぴりドラマティックにしてくれます。

ところでインテリアの世界にも、ファッションと比べれば変化がゆったりとしているとはいえ、流行やトレンドがあります。ではモデルハウスのインテリアには、そのときの流行をどのくらい取り入れていると思われますか? 答えは“スパイス程度”です。私たちがモデルハウスのインテリアを考えるときに大切にしているのは、そこに暮らす家族(あくまでも想像上の家族ですが……)が、何十年も愛し続けられるものであること。ですからシャーウッドのモデルハウスをご覧になると、“愛着を持って長く着られる定番ファッション”のような、飽きのこないインテリアやデザインに触れていただけます。

プロフィール

堤 栄子 積水ハウス 設計部 東京設計室
インテリアコーディネーター/インテリアプランナー 
お客様の新居のインテリアコーディネイトを手がけるかたわら、モデルハウスのインテリアコーディネイトをこれまでに100棟以上手がける。“おしゃれなだけではない、使い勝手やメンテナンスを考えたリアルな住宅づくり”が信条。自身でリノベーションした住宅に、ご主人と二人暮らし。

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