| 施主様の中には、事細かにご要望を出される方、イメージだけの方、これだけは嫌だという方など様々な方がお見えになります。物造りが大好きな私にとっては、創造することが楽しみなので施主様から住まいの一つ二つのヒントだけでも、そこから想像を膨らませ、施主様の求めているものを感じ取っていきます。風、光、憩い、広がり、なんていう課題は、特にやる気が出てきます。そんな言葉をいただいた時はその場でゾーニング、時にはプランまで書いてしまうこともありました。私をやる気にさせて下さる施主様から、住まいを造る楽しみを私にも分けて貰っているような感じです。 |
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| 私が設計士になったきっかけ、それは小学生の頃にさかのぼります。当時、自分の将来の夢を書いてタイムカプセルに入れ、土の中へ埋める機会(20年後に開封)がありましたが、その時に書いた夢は「大工さん」でした。物造りが大好きだった、子供の頃の夢でした。自分で言うのもなんですが、美術が得意だった私は、大学へ進学する際に先生から「自分の特技を生かすなら建築科がいいぞ!」なんて言われ、その言葉を真に受けて、迷わず建築科へ進学しました。そして積水ハウスに設計として入社し現在に至っています。今考えれば、小さい頃からの夢はおおよそ叶っているんだなあと実感しています。でも現実は厳しい〜。 |
| 施主様との打ち合わせの中で、自分の考えをどう取り入れるかをいつも考えています。時には施主様の主導になることもありますが、自分の個性をどこかに取り入れるよう努力しています。大切な施主様のご意見、ご要望を第一に考え、そして自分らしい提案をする、私自身の作品でもあるのですから手を抜く訳にいきません。ですから施主様には自邸である事と同時に私の作品である事も理解して頂いております。私の意見と施主様のご意見の両方をミックスし、よりいい物を提案する。施主様の難題も時にはありますが、逃げずにご要望を叶える案を模索し、尚且つ自分の考えも取り入れています。いい案が出来、住まいが完成した時、施主様と一緒に喜びを分かち合うことが最高の瞬間です。 |
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