体が覚えることで
こだわりができてくる。
―好きなことというのは、続けているとこだわりが生まれてきますよね?
そうですね。趣味の場合、はじめた頃は楽しさが先に立つんですが、続けていくうちに色々と気付いたり、見えたりするものがあるでしょう?知識として覚えているのと、実際に経験するのとでは違うというか・・・そうして体が覚えることで、自分なりのこだわりはできてきますね。
―それは設計の面でも同じでしょうか?
ぴったり同じとはいえませんが、通じるものはあると思います。たとえば、経験を積んで分かること、体が覚えているから対応できる、というところは近いかもしれません。
いずれにせよ、のめり込んでいることに変わりはありませんけどね。
品質の保持と
耐久性、耐震性を確保。
―では、設計はどのようなこだわりを持って行うのですか?
オーナー様のご要望によって異なりますが、この物件では、品質の保持と耐久性、耐震性の確保と安心を重視しました。
品質や耐久性については、後世に受け継がれていくものとして経年変化を考慮しています。耐震性は近年耐震偽装の問題もありますが、建物の品質上問題はありませんから、オーナー様にも入居者様にも「うちは大丈夫だ」と安心していただいています。
―入居者はどのような層を想定したのですか?
ターゲットは単身者です。オール電化にしていますので、とくにこうしたことに興味をお持ちの方が対象となりました。
オール電化にしたのは、地震の際にいちばん復旧の早いライフラインが電気だからです。電気温水器の水は緊急時の貯水として利用できますし、万が一のときにも入居者様の不安を軽くできると思います。それに、火の気の心配がありませんから、オーナー様にも安心していただけます。
地震が起こって住宅が無事でも、生活できなければ意味がありません。そう考えると、オール電化に品質や耐久性、耐震性を絡めるというのは、とても魅力的だと思うんです。
入居者様の使いやすさ
住みやすさを第一に考える。
―設計のポイントを教えてもらえますか?
建物の外観が損なわれることのないよう、駐輪場や電気メーター、建築設備などの配置は十分に考えました。それに、防犯面ではオートロック、さらに隣が線路ということから、1階外部廊下には格子状スクリーンを設置しています。
これは、どの物件にもいえることですが、オーナー様はもとより、入居者様の使いやすさ・住みやすさを第一に考えて設計しています。ですから、これがいちばんのこだわりといえるかもしれませんね。

外観パース

4方から見た場合の立面図

キッチン脇に収納スペースを確保

廊下の格子状スクリーン




