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「南北に長い土地なので、各部屋の明るさと風通しを配慮してほしい」。お母様と同居する事になるご主人からのご要望です。ご夫婦ともに建築の知識があり、ご自身でプランを練っておられました。その内容を教えていただきながら、ご希望を図面へ落し込んでいきました。
建物の中心部でも明るくするため、家の中央にコート(中庭)をレイアウト。その周りにバランスよく部屋を配置しました。このコートにより室内に優しい光が届き、心地よい風を呼び込むことが可能になります。また、各階からコートを見渡せ、心やすらぐ癒しの時間を創造します。外観は、片流れ屋根とフラット屋根の組み合わせにより、モダンテイストのデザインに。道路側の北面はコンクリートの質感を強調させるため、スリットサッシのみを配置しました。もともとは開閉しない窓でしたが、風通しをよくするために開閉できる物へ変更。そのことで1階、2階部分のサッシが一体化でき、よりシンプル感を強調しています。外構はコンクリートと再利用の大谷石を直線的な形状でまとめています。道路側の植栽は旧宅に植えてあったシャラの木を移植。建物と自然とが一体となって、やわらかな外観デザインとなりました。
インテリアも、シンプルでありながら暖かみを感じるナチュラルモダンなコーディネート。コートのタイルも暖色系を選択しています。ライティングはシーリングライトを避け、ブランケットやダウンライトを採用。見た目をスッキリとしたものとし、スタイリッシュな印象を与えています。
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