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室内空間にとどまらない、スケールの大きな伸びやかさ。何よりも開放感にはこだわりたいという施主のご要望にお応えするため、様々な工夫を盛りこみながらつくり上げた住まいです。「うち・そと」が一体化した空間となるよう、高さを揃え連続させたリビングとコートの壁。視覚的な美しさを追求し、高さと幅を黄金比で構成した壁とFIXガラス。そしてガラスの鏡面効果を利用し、ダウンライトの明かりがコートの奥まで続くように見せることで、室内外の連続性が一層引き立つ空間となりました。壁は光を外から内へと導き入れ、季節や時間によっていろいろな表情を見せてくれています。
ご主人とは、同じ技術系の仕事をしている人間として考え方や感性に近いものがあり、「詳細は木村さんにお任せしたい」と、プランのほとんどを託していただけました。「一番の楽しみは仕事から帰って娘の顔を見ることと、大好きなビールを片手に映画を観ること」とおっしゃるご主人のためにご提案させていただいたのは、ホームシアターの大胆な楽しみ方。プロジェクターを室内に置き、コートの壁を大スクリーンに見立てて映写するというアイディアです。夜には星空を背景に、ホームビデオで撮影したお子様の映像や映画などを大画面で満喫されています。
インテリアは奥様のご要望で、白を基調とした明るいイメージでコーディネートしました。コートに敷いたタイルや玉砂利、外壁などの外観もインテリアに合わせ、住まい全体を柔らかな白でまとめています。まるでモダンアートの美術館のように、シンプルでありながら個性が引き立つ住まいとなりました。
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