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Masayuki Shiojima Works | No.003
実例3:家族を結ぶ立体住居「建築士の暮らす家」
吹抜けリビング

外観正面

リビング階段 ダイニング階段

お客様からの要望と提案
住まいは、食事や就寝・入浴などその時々の行為や目的に応じて空間が選ばれ、家族各人の居場所が決められています。しかし、実生活上は複数の行為を同時に進行したり、その目的が曖昧な行為をしていることの方が多いのです。したがって、行為と場所を規定せず、その時の気分でフレキシブルに自分の居場所を選択することで生活は楽しく、そして刺激的になるはずです。

「この家には寝るためだけの空間、いわゆる寝室はありません。図書室として使用している部屋を将来的に子どもの個室としてリフォームする計画もありますが、現在のところ、2人の子どもを含めた家族4人、2階の和室で川の字になって寝ています。」(ご主人)

この設計ではフレキシブルでありながら、施主のライフスタイルに指標を与えるような新しい骨格と動線を併せ持つ空間の構築を考えました。2階建ての住居全体を大きなワンルームとしてとらえ、吹抜けを中心に、スキップフロア(中2階)と立体的な回遊動線を設けました。フロアの高さが異なる連続空間があるだけで、そこを居場所とする家族間に程よいスタンスが生まれ、日常の中にある家族のシーンも常に新鮮に感じ取れるようになりました。現在では、スキップフロアは「ファミリーホール」と呼ばれ、ご家族のための自由な空間となっています。カウンターテーブルにはパソコンと、さらにご家族共通の趣味である音楽を気ままに楽しめるようにピアノやギター、バイオリンが並べられています。
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