積水ハウス 一級建築士と実例作品のご紹介
日常は発見にあふれている。

住まいづくりは実に奥の深い仕事だと、常々考えています。それぞれのご家族がもっとも輝く暮らしのためには、住まう方の趣味、その土地の特徴、家族構成やあらゆる建築技術を考慮して総合的な設計を提案することが必要になりますし、ジャンルを問わない幅広い知識と、お客様のご希望を柔軟に捉える分析力を要求されます。設計士は常に勉強を続け新しい事を吸収しなければいけない難しい役割を担うわけですが、それだけに大きなやりがいも感じています。日ごろから旅行が好きだったり本を読むことも多いので、そういった日常の中にも設計に活かせるアイデアや発見があり、人生すべてが学びの舞台と言えますね。

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実例写真(2) 誕生祝いが「金槌」!

そもそも私と建築という世界との関わりは、父が建設業を営んでおり幼少から身近に図面や実際の現場を目にしていたことに始まっています。そのころから見るもの触れるものに興味が強かったようで、父も「プレゼントしがいがある」と思ったんでしょうか、6歳の誕生日祝いには金槌をもらいました。子供心に「大人の仲間入りだ」と喜んだのを覚えています。今思えば他のプレゼントの方が良かったとも思いますが…(笑)。そんな環境のなかで早くから設計に触れてこられたことは、結果的にとても幸運だったと思います。

心地よい住まいは、世代を超えて受け継がれる。

幸運といえば、父と同じ建築の世界に入り非常に光栄な思いをしたことがあります。30年前、私の父が建築を担当した住宅で育った方が、新居を建てるにあたり今度は息子である私に設計を任せたいとおっしゃってくれたのです。親子2代にわたり同じご家族の住まいに携われたことは感慨深く、ひときわ思い入れの強い設計でしたね。私たちが設計するのは家族の暮らしの最小単位「住宅」であり、人の成長に最も影響をあたえる「環境」です。その居心地や快適さは今だけでなく「将来」にわたって生活と共にあるもの。時間を経ても常に心地よい住まいが、連綿と人の心をつないでいくのだと考える契機ともなりました。

実例写真(3)
実例写真(4) 常に、前進。自分のために、そしてお客様のために。

現在も数多くの設計を担当していますが、常に考えているのは今と共に将来にわたっての心地よさです。お客様のご希望と自分の提案のバランスのよい、なによりもご家族に馴染む住まいづくり。そのためには今までに重ねてきた経験だけに頼らず、周りにいる優秀な設計者や世界の建築に関する文献も自らの向上のために研究し、吸収する姿勢を持ち続けることを忘れません。いつの日か私の設計した家で育った人が自分の住まいを建てようと考えた時、今と同じように心地よい住まいをつくりたいと思っていただけるように、日々前進していきたいですね。

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