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伹木 裕[Tadaki Yutaka]

積水ハウス株式会社 札幌支店
支店長
1975年宮城県生まれ。1998年積水ハウス入社。2013年2月より札幌支店勤務。前任地の岩手支店では東日本大震災を経験し、住宅業界に従事する一員として安全・安心な住まいの必要性を実感する。

伹木

日頃の雑事や面倒な人間関係を忘れてホッとくつろげるところ、気のおけない人がいる店。自分も含めて、そんな場所が確かにあるものです。

平野

そうそう。男の人たちは、そんな自分の居場所をつくりたがるところがありますね。大学時代から通っているおでん屋さんに半世紀も通っているとか、30年も続くスナックのママのところにずっと顔を出しているとか。男性はよく、初恋の人のことをずっと忘れないなんて言いますが(笑)、もしかしたらそれに近いのかもしれませんね。

伹木

男の居場所づくりといった視点は、以前から住まいづくりのテーマとしてありますが、男性にそうした傾向があるのだとすれば、なるほど納得できる気がします。

平野たまみ[Hirano Tamami]

広告代理店や、「月刊ステージガイド札幌」、「月刊すすきのTOWN情報」編集部を経て、85年に独立。「すすきのTOWN情報」(2008年休刊)編集長を23年間務め、2006年「O.tone」を創刊。

平野

『O.tone』でも10年ほど前に、そんなテーマで取材をしたことがあります。当時ブームになっていたのが趣味の部屋。自分だけの天文台だったり、家族にも触れさせたくないコレクションを並べるギャラリーだったり。

伹木

書斎とか屋根裏部屋のアトリエとか、今でも希望されるお客さまは少なくないですね。

平野

自分だけのプライベートな空間が欲しいという。ただ、その傾向も少し変わってきている気がします。

伹木

男性の嗜好が、ということですか?

平野

そうですね。仕事柄、男性がお酒を飲んだり、食べたりする場に触れることが多いのですが、週末、自宅に友人などを招いてホームパーティーを開くというライフスタイルが珍しくなくなってきました。ここ数年のことでしょうか。リビングなどで過ごすパブリックな時間を大切にする男性が増えているんですね。料理上手な男性も増えましたし。

伹木

住まいの引き渡しが終わると、お客さまからお宅に招待されることがあります。担当した営業スタッフだけでなく、支店長さんも来てくださいと。そして、料理やお酒でもてなしてくれるのですが、今のお話で、ホームパーティーに慣れているお客さまが確かに増えていることに思い当たりました。

平野

それも関係するのではないかと思いますが、家でお酒を楽しみたいという方も多くなっていますね。ガレージが見えるカウンターをつくって好きな車を眺めながら飲んだり、ハイグレードのオーディオセットを設えた部屋でジャズを聴きながらバーボンのグラスを傾けたり。誰にもじゃまされない空間、これも居場所なんでしょうね。

伹木

そうしたスペースを望まれるお客さまは多いですし、お酒の話をすると打ち合わせでも、盛り上がります。どんなお酒が好きか、どういう時に飲まれるか。だから、お酒は私たちの営業活動にも強い味方(笑)。そして竣工すると、さあ、一緒に飲もう! となるわけです。