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北海道でも近年、増えつつある木造3階建住宅。そのメリットと可能性について、
建築計画を通して住まいの教育を推進する谷口尚弘先生にお話しをうかがいました。

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シャーウッド構法

強度のはっきりした「シャーウッド構造材」を使い、オリジナル金物によって柱や梁を組みあげる独自工法。実大振動執権でも、高い耐震性が確認されています。

伹木

私は札幌支店に赴任する前は岩手におりまして、東北地方が担当エリアだったのですが、北海道にやってきて、初めて見たのが独特のスタイルをもった3階建住宅でした。1階が、基礎を高くしたような鉄筋コンクリートのガレージで、その上に木造の2階建が載っている。構造的には混構造ですね。そんな家が住宅街にずっと並んでいたりして、私にとっては新鮮な光景でした。

谷口

実は、私が住んでいるのも、まさにそのスタイルの住宅なんです(笑)。平成2年頃の建築ですが、当時は札幌の分譲宅地の区画面積が、それ以前に比べて狭くなっていった時期で、家を建ててしまうと車を置く場所がなくなると。同時に、雪の影響もあるのでガレージが欲しい。そこで、今お話しされたように、基礎高を嵩上げするイメージで1階に車庫をつくったんですね。居住部分は2階建ですが、実質的には確かに3階建住宅ということになりますね。

伹木

札幌でも、敷地面積の関係から3階建ての発想が生まれていたことは意外に感じますが、首都圏など大都市圏では昭和62年に建築基準法が改正され、木造3階建住宅の建設が可能になって以降、そう珍しいものではなくなっています。なにしろ狭い宅地、30坪を切るような敷地も多いですからね。

谷口

北海道ではまだ、そこまで宅地が狭小ではないなかで、あえて3階建にすることのメリットがあります。2階建と同じだけの空間を確保しても建築面積、いわゆる建坪が小さくなりますから、敷地に余裕ができ、ガーデニングやバーベキューなどを楽しむ空間が確保できる。さらに、最もその効果が発揮されるのが冬。除雪した雪を置いておく排雪スペースが生まれるんですね。住宅が建てこみ、雪捨て場がなくなっているところでは、特に有効です。

伹木

まさにそう思います。当社では現在、独自の木造構法「シャーウッド構法(*1)」による、オーダーメイドの3階建住宅「シャーウッド マキシオ(*2)」を札幌でも展開していますが、雪の問題についてお話すると、耳を傾けてくださる方が多いですね。

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シャーウッドマキシオ

シャーウッド構法を基本に、耐火性能を確保するとともに、敷地や空間に合わせた7つの天井高、4つの屋根形状を用意し、自由な設計を可能にした3階建ての住宅商品です。