福島県双葉郡富岡町のビジネスホテル | ケーススタディ | 積水ハウスCRE・PRE事業ソリューション

ビジネスホテル

福島県双葉郡富岡町のビジネスホテル

福島県双葉郡富岡町の住民8名の有志により設立した「富岡ホテル株式会社」。
町外からの訪問者を受け入れるホテルの建設による新たな事業設立をサポートしたケース。

積水ハウスのCREソリューションは、企業保有不動産(Corporate Real Estate)を活かし、市場ニーズに対応した新しい「価値」を構築するとともに、社会貢献も実現する取り組みです。

【富岡ホテル株式会社】
所在地
福島県双葉郡富岡町中央2丁目57-2
敷地面積
1197.21㎡
建物面積
664.37㎡
延床面積
2272.70㎡
建物仕様
重量鉄骨造 地上4階建

ビジネスホテル 福島県双葉郡富岡町のビジネスホテル

地上4階建てにシングル・ツインを合わせて計69室、レストランやバーラウンジも完備

ビジネスホテル 福島県双葉郡富岡町のビジネスホテル

長期滞在でも心地よく過ごせるよう木の風合いを活かした室内・インテリア

ビジネスホテル 福島県双葉郡富岡町のビジネスホテル

リラックスして食事を楽しめるよう木質感が印象的なレストランスペース

本事業のプロセス

ふるさと復興と活性化を目的に東北初ビジネスホテルの建設をサポートした事業

 福島県双葉郡富岡町で、ふるさと復興の拠点となる「富岡ホテル」が建設されました。このプロジェクトは、東京電力福島第一原発事故で全町避難を余儀なくされた富岡町で、さまざまな商売を営んでいた町民8名が結集し、ビジネスホテル事業で町の活性化を目指したものです。積水ハウスは、東北で初めてとなるビジネスホテルの建設で、このプロジェクトに取り組みました。

出張、観光、長期滞在など、多様なニーズに合うプランを提案

 約1,200㎡の敷地に建つホテルは重量鉄骨造の4階建て。客室はシングル66室、ツイン3室のほか、50名が集えるレストランやバーラウンジも備えています。積水ハウスの住まいづくりのノウハウを取り入れたカラーコーディネートによるグレード感の演出や居住性で、国内外からの出張、観光、復興のための長期滞在など、多様なニーズに合う工夫を取り入れています。
 富岡ホテル株式会社 代表取締役 渡辺吏(つかさ)さんは、当初は協力してくれる業者もない中、以前に賃貸住宅を建設した積水ハウスに相談。担当した郡山支店PRE・CRE事業課では、復興を支援するため、よりよいものをつくろうと検討を重ねました。渡辺さんらの熱意が次第に周りを動かし、復興補助金の利用が可能になり、富岡町の復興計画に組み込まれ、富岡町商工会、福島県、国も協力するなど、官民一体のプロジェクトとなりました。

ホテルの早期開業に向け大幅な工期の短縮を実現

 積水ハウスでは、ホテル事業に必要な各種の法令の確認、構造設計などを本社のバックアップを得て迅速に進め、着工。早期のホテル開業に向け、全国の支店ネットワークを通じた人的な協力体制に加え、工法にも知恵を絞り、短工期を実現しました。
 富岡町では、平成29年4月に帰宅困難区域を除き避難指示が解除され、10月にはJR常磐線の滝田―富岡間の運行も再開しました。駅前に完成した富岡ホテルは町の新しいシンボルに。町や商工会とも連携して取り組んだ、被災地の未来に向けたプロジェクトです。

お問い合わせ