福島県南相馬市の災害公営住宅 | ケーススタディ | 積水ハウスCRE・PRE事業ソリューション

公営住宅

福島県南相馬市の災害公営住宅(戸建住宅38棟+集会所1棟)

被災者の方に一刻も早くよい住環境を提供するために、大幅に工期を短縮し、
安全・安心・快適な災害公営住宅を実現したケース

被災された方々の生活再建と快適な暮らしを取り戻すため、グループの総力と地元企業との協力体制で大幅な工期の短縮と多世代の家族が結びつき発展するまちづくりを実現したプランです。

所在地
福島県南相馬市萱浜地区
土地面積
10,790.24㎡
建物・戸数
軽量鉄骨造(平屋建、集会所)・木造(二階建)
戸建住宅:平屋建 28棟 / 二階建 10棟
「住」のノウハウを結集したまちづくりの実現

「住」のノウハウを結集したまちづくりの実現

  • ◎家族・住民・自然との結びつきをたいせつにする絆のあるまち
  • ◎さまざまな世代にも対応できるように平屋建と二階建の二種類の住宅を用意
地元企業と一体となった地域JVによる施工体制

地元企業と一体となった地域JVによる施工体制

  • ◎地元の建設会社「東北建設」との協業による施工で大幅に工期を短縮
  • ◎資材は地元企業から調達し地産地消にも貢献
官民一体で取り組んだコミュニティの形成

官民一体で取り組んだコミュニティの形成

  • ◎住民同士のコミュニティ醸成や災害時の利用にも備える集会所の設置
  • ◎独自のメンテナンスプログラムにより建物の維持管理費を大幅削減

本事業のプロセス

行政や地元の建設会社と積水ハウスが共に取り組んだ事業

 平成28年3月に完成した福島県南相馬市の「萱浜地区災害公営住宅」は、被災された沿岸部などの方の生活再建のための戸建て住宅です。このプロジェクトにあたり、積水ハウスは「多世代の家族が結びつき発展するまちづくり」を提案させて頂き、設計施工一括方式で、快適な暮らしを取り戻すための住宅提供に取り組みました。「被災された方に一刻も早くよりよい住環境に移っていただくために、建物の性能やデザイン、施工力、土地造成など、ノウハウや力をお借りしたかったのです」と南相馬市建設部建築住宅課・建築営繕係係長の鈴木隆さんは話します。

大幅な工期の短縮を実現

 市が林野庁から土地を購入し、プロジェクトがスタートしました。現場は街の中心部からアクセスがよい反面、一面の雑木林でした。木の伐採から整地、住宅の建設まで短期間で成し遂げるため、積水ハウスは地元企業の東北建設とタッグを組み、さらに全国からの応援を得ました。ノウハウを活用し、設計から土地の造成、施工を経て引き渡しまで約1年と、大幅な工期の短縮を実現させました。
 全棟日当たりがよく、風通しがよいのがこの災害公営住宅の特徴です。高齢の方にも子育て世代にも対応できるように平屋建と二階建の二種類の住宅を用意しました。平屋建はバリアフリー仕様、二階建は間取りを増やすことも可能な仕様にし、家族の状況に応じた暮らしができるような工夫も取り入れました。

コミュニティづくりに配慮「井戸端会議」ができる場所も

 災害公営住宅においてはコミュニティづくりも課題です。市からのそうした要請に応え、敷地内には集会所を設け、広場を併設しました。広場には井戸端会議ができるようなスペースやストレッチができる健康ベンチの設置を提案しました。建物の維持管理においても、独自のメンテナンスプログラムを用意し、安心な暮らしをサポートします。
 被災された方に少しでも早く快適な住環境を提供させて頂くために、官民一体となって課題を乗り越え、実現したプロジェクトです。

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