太陽光発電+燃料電池という先進の仕様を選ばれたNさんご一家。
お子様の成長やご両親との同居を機に、家を建てることになったNさんご一家。「はじめは太陽光とか燃料電池とか全く知らなかったんです」と語られる奥様は、学校でエコについて学ぶお子様に加え、ご両親も新聞などで積極的に情報収集してくださるなど、教えられることも多かったそう。家を建て、「暮らし始めてからエコに対する意識が高まりました」と語られるご主人は、いまでは、自分たちの出すCO2やお子様のことなど、将来についても強く意識するようになったのだとか。
二階までつながる吹き抜けリビング。窓を大きくすることで、日中の陽の光や、吹き抜ける風を十分に取り込めます。
家族が集まるリビングには床暖房を採用。
家を建てられる際に意識したのが、家族が分散せず、広いスペースをみんなで共有できる家づくり。家族やお客様がみんなで楽しく過ごせる場所を家の真ん中につくりたいという想いから、吹き抜けのあるリビングを中心とした開放的な空間を希望されました。
もともと、ガスの床暖房はすごく暖かいというイメージがあったという奥様。また、「母親世代はどうしてもガスが使い慣れていて」と、調理の際にも抵抗なく使えるガスを選ばれたのは、お母様への気遣いでもあります。床暖房を設置したのは1階だけですが、寒い冬も「暖房をつけることなく、床暖房だけでも、裸足で過ごすことができた」と、ご主人も満足されているようです。
吹き抜けのある大きなリビングを計画する上で気になってくるのが光熱費です。N邸は、太陽光発電+燃料電池のパワフルでエコなダブル発電。心配されていた光熱費も、マンションにお住まいの頃と変わらないのだとか。
屋外に設置された燃料電池システム。室内に設置された発電モニターで、発電量をチェック。
屋根の全面に配置した太陽光発電パネルは「家の外観を損なうことなく、すごくいい仕上がりで出来たので、ほんとに満足しています」とのこと。
「朝の1時間ぐらい時間がもてるので、その間に草木の手入れをすのが今凄く毎日の生活の中で楽しみになっています」と奥様。エントランスに飾られた花たちが鮮やかです。
以前はマンションの12階に住んでいたというNさんご一家。新しい住まいでは庭づくりも楽しまれているようです。植栽は、ご主人の希望で「5本の樹」をテーマに季節ごとに花の咲く樹を選ばれました。土に近いところでの生活について奥様は「安心感があり、気持ちがゆったりとする」と話してくださいました。 家を建てたことで、将来に対する意識も大きく変わったというNさんご夫妻。一つずつ植えた小さな苗が、これから家族とともに育ってゆくのをとても楽しみにしておられました。