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都市で空を
楽しむ住まい 埼玉県

空と四季を愛でるコートハウス

CONCEPT

都市であっても、窓を開け放って、開放的に暮らしたい。
オーナーの思いに応えられるのは、内に開かれた配置だと考え、コートハウスをご提案しました。
単に庭を囲むだけでなく、外部とのつながり方や将来の二世帯まで想定した都市で大空を楽しむ住まいです。

PLAN

プライバシーと開放感を両立できるコートハウスを目指しました。
バルコニーに面して2階東側のリビングダイニングは、約8mの大開口を設け屋外と自然が一体となったような空間に。
コートを挟んで向かい側の主寝室と子供室の前の廊下は“空中デッキ”ような開放感を創出。
また階段を2ヵ所に設けることで、1階と2階を回遊するような立体的な動線を設け、将来2世帯になった折の、住まいの各エリアへのアクセスをスムーズにしています。

DESIGN

少し光がまわる階段から、2階への期待感を持たせつつリビングに入ると、バルコニーへの視界が一気に広がるというドラマチックな演出を施しました。
リビングのインテリアは、床は明るい色目の床材に。
壁と天井はホワイトでコーディネート。
中庭のシンボルツリーが明るい色目の床材に四季折々の美しさを見せてくれるので、その色がアクセントカラーとして映えます。
バルコニーの床や壁にも光を反射する素材を採用。
インテリアのホワイトとあわせ、光を反射して、室内を明るく照らし出すようにしました。
リビングのソファに座ると、電線も目に入らない空が広がって見えます。

FACADE

外観は極力シンプルに。
彫りの深いダインコンクリートの質感が美しく見えるように壁を大きく使いました。
前庭の植栽も美しく映えます。
玄関からは通り庭を通って中庭へ。
外とのつながりをつくることで、防犯上の効果もアップさせています。

FACADE 都市で空を楽しむ住まい 01 FACADE 都市で空を楽しむ住まい 02

玄関から中庭へはバルコニー下の通り庭を経由するよう動線を設定。暗い通路を抜け、中庭に出ると、頭上に空とシンボルツリーの枝が広がり、さわやかな開放感を感じるドラマ性を持たせました。

SPECIAL

中庭のシンボルツリーはオーナーこだわりのヤマモミジを。
紅葉する秋もきれいですが、新芽が芽吹いてくると「あぁ、春だなあ」と思われるそう。
また秋には、「紅葉なので、落ち葉もきれい」とのこと。
和室からもふすまの向うに風情ある様子がうかがえ、訪問客の目を楽しませます。

担当アーキテクト

都市で空を楽しむ住まい 担当アーキテクト

敷地環境を味方に付けるようなプラン心掛けています。その「場」でしか表現できない空間はどのようなものなのかを常に考え、表現していきたいと思っています。

物件データ

都市で空を楽しむ住まい 物件データ

家族構成/夫婦+子ども1人+ペット(犬)
所在地/埼玉県

敷地面積/255.36㎡
延床面積/245.29㎡
取材年月/2014年4月

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